文字サイズの変更  文字を大きくする  文字を既定のサイズに戻す  文字を小さくする

安定ヨウ素剤

 原子力発電所で万一事故があった場合には、事故の状況に応じて、被ばくを防ぐために屋内退避や避難などの措置をとっていただくこととなります。
 村では、原子力災害対策指針、東通村地域防災計画(原子力編)に基づき、避難の際に国等の指示に基づき、放射性ヨウ素による甲状腺の内部被ばくを抑える効果がある、安定ヨウ素剤を服用していただくこととしています。
 安定ヨウ素剤は、お住まいの地区によって、配布方法が異なりますので以下をご覧ください。

 安定ヨウ素剤、または事前配布についての詳しい内容は以下のQ&Aをご覧ください。

 ・安定ヨウ素剤に関するQ&A

○安定ヨウ素剤の事前配布について
 発電所から半径5km圏内の小田野沢、老部、白糠地区の方は、早い段階(全面緊急事態)で避難する必要があり、速やかに安定ヨウ素剤を服用していただくために、説明会を開催し、安定ヨウ素剤を事前にお配りします。
 ※安定ヨウ素剤を服用できない方は、より早い段階(施設敷地緊急事態)で避難していただくこととしています。
 次回の事前配布説明会の日程については、決定し次第、当ホームページや広報紙等でお知らせします。

事前配布した安定ヨウ素剤の返還について [PDF:176KB]

事前配布説明会の様子
① 受付 
  ・受領書兼チェックシートをご持参いただき、配布管理システムで受付登録を行います。
・日頃から薬を服用している方には、お薬手帳やお薬の持参について確認します。
 ②説明会  
   ・東通村から「原子力災害時に取るべき行動について」、青森県から「安定ヨウ素剤の事前配布について」、医師から「安定ヨウ素剤について」を映像で説明します。
③ 問診 
   ・保健師、薬剤師、医師による問診を実施します。
 ・問診により配布可能かどうかを判断します。
 ④配布 
   ・配布可能な方(慎重投与者含む)に安定ヨウ素剤をお渡しします。
 ・安定ヨウ素剤は1人分づつ小封筒に入れ、世帯分を保管用の筒に入れて配布します。
 ・避難の際に使用する避難者カード、避難車両認識票についても併せてお渡ししています。

○5km圏内事業所で勤務する方への事前配布について
  発電所から半径5km圏内の小田野沢、老部、白糠地区にある事業所に勤務する方にも安定ヨウ素剤を事前配布いたします。次回説明会が決定し次第、事前配布の申請方法等を当ホームページや広報紙でお知らせします。

○安定ヨウ素剤の緊急配布について
 小田野沢、老部、白糠地区区で事前配布を受けていない方、またはその他の地区の方には原子力災害が発生し、避難が必要となった時点で、国などの指示に基づき、緊急配布場所で配布することとなります。
 実際に原子力災害が発生した時は、村等の広報(テレビ、ラジオ、防災無線、IP告知端末、広報車など)をよく聞いて対応ください。

 ・緊急配布場所一覧 [PDF:552KB]

〇安定ヨウ素剤服用ガイドブック
 安定ヨウ素剤の服用方法や注意点等をまとめたガイドブックについて、日本医師会HPに掲載されております。
 下記URLからご確認ください。

https://www.med.or.jp/dl-med/doctor/report/saigai/yguidebook2019.pdf

 【お問合せ先】
 安定ヨウ素剤について、ご不明の点は以下の窓口へご連絡ください。
 医学的な相談窓口及び配布手続きに関するお問合せ

 青森県健康福祉部医療薬務課 TEL017-734-9289

 東通村原子力対策課 TEL0175-27-2111

戻る