東通原子力発電所1号機原子炉建屋における水の漏えいについて

 東北電力株式会社より、「東通原子力発電所におけるトラブル等対応要領」に基づくB情報(管理区域内での放射性液体の軽度な漏えい)に該当する事象(東通原子力発電所1号機原子炉建屋における水の漏えいについて)が公表されました。

 2月2日、15時29分頃、原子炉建屋地上2階(管理区域:燃料プール冷却浄化系プリコートタンク・ポンプ室)において、排水用の溜め升から水の漏えいが確認されました。
 当該エリアの真下の配管スペースにおいても、上階から滴下しており、漏えいした水の合計は約93リットルとのことです。
 原因は、本来閉じるべき弁を閉じなかったためで、東北電力㈱社員が当該弁を閉じて、水の漏えいは停止しました。
 東北電力では、原因を踏まえ再発防止対策を検討していくとのことです。

 漏えいした水の放射能濃度は検出限界未満であることを確認しており、排気筒モニタ、排水モニタ、モニタリングポストの値に変化はなく、環境への影響はないとのことです。

なお、詳しくは東北電力(株)のホームページをご覧ください。
http://www.tohoku-epco.co.jp/genshi/press/index.html

2018-02-05 15:19:07